2014年08月08日
調布ジュニア映画塾 第5期4日目
第5回調布ジュニア映画塾、第4日目。この日も酷暑のなか、14名の塾生が集まった。いよいよ映画化する脚本を決定する日だけに、みんなソワソワ…
■ 映画化される脚本は、どれかな?

■それぞれ5分間、自分なりのプレゼンテーション
この日は、まずテーブルに置かれた17本の脚本をピックアップ。前日、5名の映画塾スタッフが数時間かけて印刷したものだ。こうした多くの人のサポートのおかげでワークショップがスムーズに進行できることを感謝したい。印刷された手書きの脚本はA4用紙で3枚~5枚が多いのだが、16枚に及ぶものもあった。
そしていよいよプレゼンテーションだ。プレゼンテーションというのは自分の作品をアピールする絶好の機会だけに大事。しゃべり方や態度ひとつで、見ている人がその脚本を好きにも嫌いにもなってしまう。こうしてみんなが見つめる中、新井さんの「線香花火」から小谷さんの「最高の友達」まで、一人約5分間のプレゼンテーションがスタートした。







友情、恋愛、アクション、ホラーのほか、どのジャンルにも属さない脚本もある。熱のこもったプレゼンテーションに、夏目監督以下聞いていたスタッフ一堂、驚いたり、感心したり。塾生も真剣に人の話を聞き、気持ちも高ぶっているのが伝わる。午前の部は、これにて終了。あとは、塾生、スタッフに配られた2枚の投票用紙に、自分が気に入った脚本を記入することになる。
■映画化される2本の脚本が決定
昼休みをはさみ、午後からは、それぞれの脚本について講師のみなさんからの寸評が行われた。「設定がイイ」「会話がイキイキしている」「大人には書けそうにない、掛け合いのテンポがいい」「展開が読めないぶん面白い」「起承転結がしっかりしている」などなど。他の人の意見を聞くのも大事、次の脚本作りに活かしてほしいものだ。
そしていよいよ投票結果…

塾生、スタッフそれぞれの上位3作品が発表された。ちなみに塾生の中での1位は「田中直樹」、スタッフの中では「3150年の会議」であった。ただこの塾は、撮影を2日間で済ませ、その後も作業がぎっしり詰まっていることを考えると、映画化できる作品は限られてしまう。そこでスタッフによるミーティングの結果、今年映画化する脚本は、自然環境や食物連鎖などを盛り込み、現代社会に警鐘を鳴らす「3150年の会議」と、かつての飛行機事故から着想を得た怪奇ロマン「恐怖の森」の2本に決定した。
■スタッフ、キャストも決まり、準備着々
さあ、次へ進もう!スタッフやキャストを決めなければ…。「3150年の会議」の原作者である内田君は意外にも監督でなくカメラマンを希望。また「恐怖の森」の原作者安達さんはヒロインを希望したため、監督は希望者を募って決められた。助監督や音声など他のスタッフやキャストも次々と決まる。これで、ひと安心?いやいや時間はないのだ。次なる作業はロケ場所の設定や小道具の準備作業。ロケ場所はサポートしてくれる映画塾スタッフのみなさんが、撮影許可を得るためあちこちへ電話をしてくれる。その間、塾生たちは、夏目監督が指揮する「3150年の会議」チームと、俳優の福谷さん指揮する「恐怖の森」チームの2班に分かれて、詰めの作業に入る。


「3150年の会議」では人間以外も登場する。このため、小道具の調達が必要とあって、チーム揃って駅近くの100円ショップへ。「恐怖の森」チームは小道具を手作りするため、ワークショップ終了後ホームセンターへの買出しも検討しているようだ。そうこうするうちに、時計は午後3時を回る。残り時間を利用して始まった読み合わせ、慣れてくるほど、ガゼン熱気を帯び、みんなのヤル気が充満する。


さあ、あとは8月10日(日)、8月13日(水)の撮影日を待つだけ!
(写真・文:ライター井上資巳)
■ 映画化される脚本は、どれかな?
■それぞれ5分間、自分なりのプレゼンテーション
この日は、まずテーブルに置かれた17本の脚本をピックアップ。前日、5名の映画塾スタッフが数時間かけて印刷したものだ。こうした多くの人のサポートのおかげでワークショップがスムーズに進行できることを感謝したい。印刷された手書きの脚本はA4用紙で3枚~5枚が多いのだが、16枚に及ぶものもあった。
そしていよいよプレゼンテーションだ。プレゼンテーションというのは自分の作品をアピールする絶好の機会だけに大事。しゃべり方や態度ひとつで、見ている人がその脚本を好きにも嫌いにもなってしまう。こうしてみんなが見つめる中、新井さんの「線香花火」から小谷さんの「最高の友達」まで、一人約5分間のプレゼンテーションがスタートした。







友情、恋愛、アクション、ホラーのほか、どのジャンルにも属さない脚本もある。熱のこもったプレゼンテーションに、夏目監督以下聞いていたスタッフ一堂、驚いたり、感心したり。塾生も真剣に人の話を聞き、気持ちも高ぶっているのが伝わる。午前の部は、これにて終了。あとは、塾生、スタッフに配られた2枚の投票用紙に、自分が気に入った脚本を記入することになる。
■映画化される2本の脚本が決定
昼休みをはさみ、午後からは、それぞれの脚本について講師のみなさんからの寸評が行われた。「設定がイイ」「会話がイキイキしている」「大人には書けそうにない、掛け合いのテンポがいい」「展開が読めないぶん面白い」「起承転結がしっかりしている」などなど。他の人の意見を聞くのも大事、次の脚本作りに活かしてほしいものだ。
そしていよいよ投票結果…

塾生、スタッフそれぞれの上位3作品が発表された。ちなみに塾生の中での1位は「田中直樹」、スタッフの中では「3150年の会議」であった。ただこの塾は、撮影を2日間で済ませ、その後も作業がぎっしり詰まっていることを考えると、映画化できる作品は限られてしまう。そこでスタッフによるミーティングの結果、今年映画化する脚本は、自然環境や食物連鎖などを盛り込み、現代社会に警鐘を鳴らす「3150年の会議」と、かつての飛行機事故から着想を得た怪奇ロマン「恐怖の森」の2本に決定した。
■スタッフ、キャストも決まり、準備着々
さあ、次へ進もう!スタッフやキャストを決めなければ…。「3150年の会議」の原作者である内田君は意外にも監督でなくカメラマンを希望。また「恐怖の森」の原作者安達さんはヒロインを希望したため、監督は希望者を募って決められた。助監督や音声など他のスタッフやキャストも次々と決まる。これで、ひと安心?いやいや時間はないのだ。次なる作業はロケ場所の設定や小道具の準備作業。ロケ場所はサポートしてくれる映画塾スタッフのみなさんが、撮影許可を得るためあちこちへ電話をしてくれる。その間、塾生たちは、夏目監督が指揮する「3150年の会議」チームと、俳優の福谷さん指揮する「恐怖の森」チームの2班に分かれて、詰めの作業に入る。


「3150年の会議」では人間以外も登場する。このため、小道具の調達が必要とあって、チーム揃って駅近くの100円ショップへ。「恐怖の森」チームは小道具を手作りするため、ワークショップ終了後ホームセンターへの買出しも検討しているようだ。そうこうするうちに、時計は午後3時を回る。残り時間を利用して始まった読み合わせ、慣れてくるほど、ガゼン熱気を帯び、みんなのヤル気が充満する。


さあ、あとは8月10日(日)、8月13日(水)の撮影日を待つだけ!
(写真・文:ライター井上資巳)
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