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Posted by たまりば運営事務局 at

2018年08月22日

調布ジュニア映画塾 第9期10日目

「映画のまち調布」を代表する企業を訪問



【8月21日(火) 高津装飾美術(株)、(株)マーブリング・ファインアーツ】

午前中は、国領駅近くの「高津装飾美術(株)」を見学しました。
日本映画誕生以来、映画・テレビ・演劇で使用する「小道具」を提供している会社です。

屋上には、野ざらしにして良いものが並んでいます。





倉庫内には、大きな家具類から小物まで、天井に届くほどぎっしりと保管されています。
いろいろな時代のものが取り揃えてあり、出番を待っています。





これも小道具。



隣接する「芸能美術文庫PAL」も見学。
博物館・美術館級の本物の道具類が展示されています。



脚本コーナーには、大河ドラマや朝ドラなどの良く知られたドラマの実際の脚本が並んでいます。




午後は、国領の野川の近くにある「(株)マーブリング・ファインアーツ」を訪問。
主に映画・TV・展示物等に使用されるミニチュアなどを作っている会社です。



説明をしてくださった今仁(いまに)さんが、ミニチュア制作の魅力を静かに熱く語ってくださり、塾生たちも熱心に耳を傾けていました。




「高津装飾美術(株)」「(株)マーブリング・ファインアーツ」とも、普通は見られない会社の内部を丁寧に案内していただきました。
地元調布にこのような映画を支える会社があることを知り、改めて「映画のまち調布」を実感します。
これからは、映画やテレビドラマのエンドロールで、「高津装飾美術(株)」「(株)マーブリング・ファインアーツ」の表示をしっかりチェックです。


10日間の映画作りワークショップも今日で終了。
脚本作り、撮影、編集といろいろな体験ができました。
映画作りのおもしろさとともに、みんなで協力して作る大切さを感じてくれたかなと思います。

完成作品の上映会は9月16日(日)。
調布市文化会館たづくり8階にある「映像シアター」の大スクリーンでの上映です。
どのような作品に仕上がってくるか、楽しみですね   

  • Posted by 調布ジュニア映画塾 at 20:01Comments(0)2018年度映画塾

    2018年08月12日

    調布ジュニア映画塾 第9期9日目

    編集に挑戦



    【8月8日(水) たづくり10階1001】

    映画制作最後の作業は編集です。
    編集は、ただ映像を切ってつなげる作業ではありません。
    編集の仕方次第で作品の良し悪しが決まってしまうとまで言われている大事な作業です。

    まず「ラッシュ試写」をしました。
    green_right「ラッシュ試写」とは?
    撮影が終わったままの状態の素材映像の内容をチェックする作業のことです。



    撮影したときの苦労を思い出しながら、映像を真剣なまなざしで見つめます。



    編集作業に入る前に、夏目監督から「フレームレート」の違いについての説明。
    green_right「フレームレート」とは?
    1秒の映像が何枚の画像から構成されているか、1秒間のコマ数のことです。
    単位はfps(frames per second)。読み方はエフピーエス。

    フィルム映画は、1秒間に24コマ(24fps)で撮影されています。
    一方、テレビは、1秒間に30コマ(30fps)に設定されています。
    フィルム映画とテレビの映像の違いは、このコマ数の違いから来ています。
    デジタル動画は、撮影時にどちらにも設定できます。
    今回は30コマ設定で撮影されています。



    パソコンを用いて、編集作業開始です。
    編集ソフトの基本的な使い方の説明。



    2グループに分かれ、1シーンをそれぞれ工夫して編集をしてみました。
    編集ソフトを使うのは、もちろんほとんどが初めて。
    でも、みんな呑み込みが早く、すぐに慣れてどんどん自分たちで進めていきました。





    最後に、それぞれのグループが編集した映像をみんなで鑑賞しました。





    最終版は、夏目監督がまとめてくれます。

    塾生たちの映画制作の様子を記録した「メイキング」用に、一人ひとりがカメラの前で感想を述べました。
    「メイキング」は、9月16日の「作品上映会」で、中学生の作品とともに上映されます。






    次回最終日は、映画関連企業の見学です。
      

  • Posted by 調布ジュニア映画塾 at 16:48Comments(0)2018年度映画塾

    2018年08月10日

    調布ジュニア映画塾 第9期8日目

    撮影3日目



    【8月4日(土) たづくり10階茶室・3階301会議室】

    和室の場面を撮るために、たづくり内にある茶室をお借りしました。



    4.5畳の狭い茶室での撮影は、なかなか難しいものがありました。







    使用できる時間も限られていたため、控室である301会議室で撮影をすることに。

    「日本伝統文化部」部室の場面。





    「狂言 附子(ぶす)」を演じています。お見事!



    新聞部の取材を受けている場面。







    3日間の撮影、お疲れさま!
    次回は、撮影した映像を使って編集に挑戦です。   

  • Posted by 調布ジュニア映画塾 at 18:24Comments(0)2018年度映画塾

    2018年08月09日

    調布ジュニア映画塾 第9期7日目

    撮影2日目



    【8月3日(金) 調布市立第三中学校】

    今日も調布市立第三中学校をお借りして、教室・廊下・音楽準備室・パソコン室・下駄箱という設定で撮影をしました。

    教室で、生徒3人が盛り上がる場面。
    カメラの位置を変えて撮っていきます。







    異常な暑さが続いている今年の夏。
    この日も最高気温が35度を超えました。
    エアコンの効いた教室でも、活動をすると汗だくです。
    本番の合間に団扇で風を送って、少しでも楽になるようにとの心遣い。



    廊下はエアコンが効いていないので、かなりの暑さ。
    時々、教室に戻って涼を求めながらの撮影です。







    小さな相談室を使って、音楽準備室の場面の撮影です。
    特に狭いところでは、スタッフが写り込んでしまわないよう気を付けます。



    パソコン室の場面。
    ここでもカメラの位置を変えて、いろいろなカットを撮ります。

    部屋全体が見える位置から。



    演者に近い位置で。



    別のアングルで。



    昇降口の下駄箱での撮影。
    向き合って話をする場面なので、両方の側から撮ります。





    調布市立第三中学校にご協力いただいたおかげで、2日間に渡る学校の場面の撮影が終了しました。
    撮影もあと一日。
    最後までがんばろう!  

  • Posted by 調布ジュニア映画塾 at 19:19Comments(0)2018年度映画塾

    2018年08月07日

    調布ジュニア映画塾 第9期6日目

    撮影1日目



    【8月2日(木) 調布市立第三中学校】

    今日は学校の教室・廊下・音楽室という設定での撮影です。
    調布市立第三中学校にご協力いただき、校舎をお借りして撮影をしました。

    いよいよ撮影開始。
    塾生の監督と、指導してくださる夏目監督。



    最初に、教室の場面です。
    ドキュメンタリー制作のために参加している日大芸術学部大学生の寺田さんが、さっそく先生役で登場。



    最初の場面では、現役塾生が役者として出てしまい撮影スタッフが足らないので、お手伝いで参加の塾生先輩たちが活躍してくれました。





    一人の生徒が教室に入ってから席に座るまでのシーンだけでも、カメラの位置を変えていろいろなカットを撮ります。
    役者は同じ芝居をそのたびに繰り返します。

    教室の後ろから。



    入口の近くで。



    座る席の近くで。



    また、全体が見えるカットとクローズアップのカットを組み合わせることもあります。

    遠くの位置から。



    少し近づいた位置で。



    手元だけ。



    次は、廊下の場面。

    役者が通るので、ケーブルが邪魔にならないよう、こんな苦労も・・・





    最後に、音楽室の場面。
    向き合って話をする場面では、カメラを反対側にも置いて撮る必要があります。





    ひとつのシーンのためにいろいろなカットを撮る大変さが、一日目の撮影で理解できたことと思います。

    まずは今日の撮影が終わって、笑顔の塾生。



    明日も、三中での撮影です。
    暑さに負けずがんばろう!  

  • Posted by 調布ジュニア映画塾 at 19:32Comments(0)2018年度映画塾

    2018年08月02日

    調布ジュニア映画塾 第9期5日目

    撮影準備完了



    【7月31日(火) たづくり9階研修室】

    脚本が完成し、撮影のための細かい打ち合わせをしました。

    キャスト決めが一番の関心事。
    脚本を練っているときから、「この役をやってみたい」という気持ちがそれぞれ湧いてきていたようで、役によって希望者が複数出ました。
    そこで、オーディションをしました。
    ひとつのシーンを希望者全員が読むのを聞き、塾生の監督と夏目監督が相談をして誰にするか決めます。
    塾生の監督が選んだ理由をきちんと説明し、みんな納得。



    各シーンごとに、登場人物、小道具などを確認し、撮影計画を立てました。



    1・2日目に学校のシーンを、3日目に和室の部屋の中のシーンを撮る予定です。
    撮影をするシーンの順番は、脚本の流れに沿って撮れれば演者はやりやすいのですが、効率を考えて順番通りにはなりません。

    小道具も作品の中で重要な役割をします。
    100円ショップで材料をいろいろ買ってきました。



    各シーンごとの細かいことが決まり、「香盤表(こうばんひょう)」も出来上がりました。



    green_right「香盤表」とは?
    制作用語で、ドラマなどの撮影のためのスケジュール表のこと。
    各シーンごとの登場人物や必要な小道具などが書かれていて、撮影を円滑に行なうための重要な資料となります。

    配役も決まったところで、読み合わせをしました。
    まだまだ、みんな台詞を読んでいる感じ。
    次回の撮影では、役になりきって演技ができるかな・・・



    今回、日本大学芸術学部映画学科監督コースの1年生が、ドキュメンタリーを制作する課題のために、「調布ジュニア映画塾」を密着撮影しています。
    ちょっとお手伝いをお願いし、先生役で登場することになりました。



    必要なセリフの手直しもしながら、時間まで読み合わせをしました。



    次回はいよいよ撮影1日目です   

  • Posted by 調布ジュニア映画塾 at 00:13Comments(0)2018年度映画塾